広島から長崎へつないだ平和のバトンー。

平和の像を前に、スーパーサンダーバードが演奏

8月5日の「ひろしま かがり灯の祭典」に続き、8月13日、東京と宮崎から5名のワンドロップ聖歌隊員が長崎平和公園に集結し、演奏しました。

今回演奏したのは、各パート1〜2名という少人数で編成された「スーパーサンダーバード」。

各地のイベントへ自ら参加し、歌を届ける「サンダーバード」の少人数編成です。

同じ九州ということで招集がかかった宮崎メンバーでしたが、先日の熊本地震の影響で高速道路の一部が通行できず、実に8時間を超える移動を経ての集合となりました。

前日12日の夜は、長崎聖歌隊のレッスンに参加。

翌朝7時からカラオケボックスで声出しと歌い合わせを行い、いざ、平和公園へ。

8時半過ぎの長崎平和公園は、まだ人もまばらで、ときおり涼しい風が吹き、夏らしい青空が広がっていました。

この公園のすぐ隣には爆心地があり、81年前の原爆投下によって、多くの尊い命が失われました。

この惨劇を二度と繰り返さない――。

その誓いが刻まれたこの地で、私たちは「生命交響曲 魂(たましい)の歓びの歌」を歌いました。

ライブ配信の準備に少し手間取り、予定していた時刻を過ぎた頃。

まさに天の計らいかのように、それまでほとんど人のいなかった周辺に、外国人観光客の方々が続々と集まってきました。

配信の準備も整った時には、約30名の方々を前にスーパーサンダーバードの演奏が始まりました。

今回は、アルト1名、メゾ1名、ソプラノ2名、テノール1名の5名での演奏です。

宮川総監督に呼吸を合わせ、まずはアルトのソロからスタート。

続いてテノール、そしてソプラノとメゾの歌声が重なり合い、5人の声が一つの大きな響きとなって平和公園に広がっていきました。

一人ひとりが自らのワンドロップに向かい、平和への意宣り(いのり)を一心に歌い終えると、周囲から温かな拍手が起こりました。

オーストラリアから訪れたというご夫婦からは、

「素晴らしい歌だった。ぜひまた聴かせてほしい」

と、嬉しい言葉をいただきました。

言葉や国を越えて響き合う――。

あらためて、歌には国境がないことを実感するひとときとなりました。

広島から長崎へと受け継がれた、平和への意宣り(いのり)と、いのちの歓び。

その想いを響きに変えて――。

歌のバトンは、次なる地、伊勢、そしてペルーへと続いていきます。

長崎平和公園に響いた「生命交響曲 魂(たましい)の歓びの歌」。

当日の演奏を、ぜひ動画でもご覧ください。

【長崎平和公園 演奏動画】