戦後改め“平和80年”への宣言 ──パールハーバーBattleship Missouri ハワイミッション5日目

遂に、パールハーバーに停泊する Battleship Missouri の甲板で、ワンドロップ聖歌隊は歌声を響かせることができました。

1945年9月2日、東京湾に停泊していた Battleship Missouri の上で、

日本が降伏文書に調印。

ここから第二次世界大戦が正式に終結しました。

その歴史的な場所で、そして“戦後80年”という節目の年に

私たちは新たな宣言を込めて歌いました。

「戦後ではなく、これからは “平和80年” と数えていきましょう。」

その思いを胸に、声高らかに響かせた歌は、

平和を祈り若くして散っていった特攻隊員をはじめ、多くの御霊にも届き、共に歌ってくださっているように感じられました。

実は、Battleship Missouri で歌う計画は2020年にも進んでいましたが、コロナ禍により中止となり、今回が “5年越しの実現” となりました。

しかも5年前とは状況が異なり、当初は「Battleship Missouri の甲板で歌うのは難しい」と言われる中でのスタートでした。

そんな中、ハワイ聖歌隊の小松智美さんを中心に、ハワイメンバーが心をひとつに、担当者の方へ何度も丁寧に、粘り強く交渉を重ねてくださり――

その結果として、今日のこの特別な瞬間を迎えることができたのです。

更に 私たちは、素晴らしいBattleship Missouri の担当者に恵まれ、このミッションは大きなお力添えによって実現しました。

当日もずっと寄り添ってくださり、歌い終えた瞬間に日本語の分からない彼女から、こんな言葉をいただきました。

「誠実で献身的な皆さんの歌に胸が震え、涙をこらえるのが大変でした。

この瞬間に立ち会えたことは、私にとって神さまからのギフトです。

またいつか、この歌を聴ける日を楽しみにしています。」

その言葉に、私たちも涙が溢れました。

Battleship Missouri ツアーに参加の英語圏の方々にも「素晴らしい歌声だった」と声をかけていただきました。

本当に嬉しい瞬間でした

“想像” し “創造” する

“Imagination” & “Creation”

まさに、

「自己実現おめでとう❣️」

という言葉がぴったりの一日となりました。

今回のハワイミッションを無事に遂行できたのは、小松さんご夫妻が1年以上にわたり、あらゆる面で入念に準備を進めてくださったおかげです。

息子さんも撮影から送迎までずっと支えてくださり、ハワイ聖歌隊メンバーの皆さまにも大変お世話になりました。

目に見えない存在のお力もたくさん頂き、そして関係各所のご担当者の皆さまをはじめ、本当に多くの方々のお力添えがあって、今回のミッションは実現しました。

心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました❣️

またひとつ、大きく成長させていただいたワンドロップ聖歌隊。

次なるミッションに向けて、これからも精進してまいります。

そして明日、いよいよ日本へ帰国します。